キイロタカラガイ

個体差がありますが貝殻がほんのり黄色ことからその名が付きました。貝殻は、たまご型で口が狭く細長く他のタカラガイに比べてやや薄型なのが特徴です。表面は滑らかで光沢があり見た目も可愛らしいことからリーフタンクのタンクメイトとして用いられます。基本的には、淡い黄色の個体が多いですが、黄色みが強い個体も存在します。普段は、外套膜が貝殻を覆い、一見ライブロックに固着した海洋生物のように身を隠します。活動する食性としては、岩などの付着した微細な海洋生物や藻類を食べているためクリーナーとしても期待できます。

基本情報

生物学的情報
名前キイロタカラガイ
別名キイロダカラ
学名Cypraea moneta
分布西部太平洋~インド洋
食性雑食(珪藻、微生物)
グループクリーナースネール
飼育要件
飼育しやすさ★★★★★
容易
入手しやすさ★★★★★
よく見かける
餌付けしやすさ★★★☆☆
ふつう
混泳適正★★★☆☆
ふつう
最大殻高3cm
適正水温24度前後

リーフタンクにおける育成のポイント

ハナビラタカラガイと同様にサンゴ礁などの環境に生息しているのでリーフタンクでの飼育も容易です。本種も夜行性のため、夜間に活動的になり外套膜をやや広げ、日中は貝殻を覆うように外套膜を伸ばして貝殻全体を包み込みまます。

お掃除屋として

コケ取としての処理能力はそれほど高くはないですが、見た目の華やかさからもリーフタンクでの飼育はおすすめです。

キイロタカラガイ まとめ

ほんのりと色付き黄色みがかった貝殻が特徴のタカラガイの仲間です。コケ取としての能力は高くはないですが、見た目の可愛らしさからチーフタンク向けといえます。

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