フラグとプラグ

はじめてフラグサンゴの育成にチャレンジしてみようと思った方の中には、「フラグ」と「プラグ」の表記を両方見るけれど、どちらが正解なの?と思った方もいるかもしれません。

結論から言うと、「フラグ」と「プラグ」は別物です。

フラグとは

サンゴをカットした破片(=Fragment)を略してフラグと呼びます。
フラグサンゴとは、”破片状にカットしたサンゴ”です。

最初のうちは紛らわしいと感じるかもしれませんが、要はフラグプラグに固定して育成したものが、「フラグサンゴ」というわけです。

切り出されて長時間経過したプラグは石灰藻に覆われます。

ちなみに実店舗で商品を選ぶときは、土台のプラグに着目するとおおよその育成期間がわかります。
プラグが石灰藻に覆われていれば覆われているほど、切り出されてから長い時間が経過している傾向があります。

覆われていないものほど、比較的最近切り出されたということになります。

プラグとは

カットしたサンゴ片(フラグサンゴ)を乗せる土台の一つです。
ラックなどに差し込める棒(=plug)がついたものがプラグと呼ばれます。

フラグを乗せる土台にはプラグの他にも、「ディスク」があります。

差し込み棒がついているのが「プラグ」
差し込み棒がついていないのが「ディスク」

一般に市販される「フラグサンゴ」は、「プラグまたはディスクに固着させて育成したサンゴ片」を指しています。

フラグとプラグ まとめ

フラグとは・・・サンゴの破片Fragmentの略称です。
破片状に切り出したサンゴをプラグやディスクなどの土台に接着し育成させたものが、「フラグサンゴ」と呼ばれます。

プラグとは・・・フラグを接着させる土台のうち、差し込み棒(prug)があるものです。
差し込み棒がないものはディスクと呼ばれます。

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